夏はジギング!伊勢湾で狙える魚種を紹介
- 2021/02/01
ジギングはオールシーズン楽しめると言われますが、中でも夏はベストシーズンです。
特に伊勢湾は人気のジギングスポットとなっていて、釣れる魚種が非常に豊富です。
そこで今回は夏がジギングのおすすめシーズンである理由と、夏の伊勢湾で狙える魚種とおすすめのジグをご紹介していきます。
当記事を読むことで、なぜ夏がジギングのベストシーズンなのか、伊勢湾での夏のジギングの楽しみ方がわかります。
また夏の伊勢湾で釣れる魚種におすすめのジグも紹介しますので、是非参考にしてくださいね!
夏はジギングのシーズン!
ジギングのターゲットとして人気の青魚をはじめ、多くの魚類は海水温度が高くなるほど活性が高くなります。
活性が高いと魚の行動力・食欲・反応速度が高まるので、より餌に食いつきやすくなり釣果をあげやすくなります。
また初夏になると、青魚の餌となるベイトフィッシュが沖から沿岸部へと回遊を行うので、その群れを追って青魚なども沿岸部へ大量に集まってきます。
上記のような理由から、ショア/オフショアジギング共に夏から秋の季節がトップシーズンと位置づけられます。
・夏のジギングは楽しみがたくさん!
ジギングは金属の塊のルアーを餌に見せかけ魚を誘う釣り方です。
トップシーズンでは、よりそのポイントの索敵・誘い方・魚との1対1の勝負を楽しむことができ、アングラーとしての腕を存分に振るうことができます。
そしてこの時期はターゲットとして人気の、ブリ・ヒラマサ・カンパチといったパワフルな魚がシーズンを迎え、思う存分勝負することのできる季節でもあります。
もちろん夏から秋にかけてのシーズンでは、上記以外の魚も活性が上がるので、多種多様な種類の魚釣りを堪能することが可能です。
また夏の時期であれば沖から狙うオフショアジョギング、陸から狙うショアジョギングのどちらもハイシーズンを迎え、自分のニーズに合った場所を選択することも可能になっています。
フィッシング以外の楽しみも多く、ジギングでターゲットとなる魚は食品としても人気が高いものが多くなっています。
釣れたての新鮮な青魚に舌鼓を打てるのも、この時期のジギングの大きな魅力となっています。
伊勢湾のジギングで夏に狙いやすい魚
夏はジギングのトップシーズンで、その中でも伊勢湾は人気スポットの1つです。
では伊勢湾で夏に狙いやすい魚には、どのような種類があるのでしょうか。
夏の伊勢湾でのジギングで狙いやすいのは、以下の種類の魚です。
- 1.真鯛
- 2.ハマチ
- 3.アジ
- 4.サバ
- 5.コチ
魚の動きの特徴を知ることで、どのような釣り方をすれば釣りやすいのかを把握することができます。
1.真鯛
真鯛は一般的には春や秋に楽しめる魚ですが、伊勢湾なら夏でも釣ることができます。
真鯛はエサもさまざまで、その時期やその海でどんなエサを食べているかによって、ジグへの反応が大きく変わるのが特徴的です。
カニやエビを食べているなら、ジグよりもラバー系や餌釣りの方が釣果を上げやすいですが、伊勢湾でよく見られるようにカタクチイワシの群れに突っ込んで捕食しているような時期はジグの反応も良くなります。
2.ハマチ
ハマチは出世魚であるブリの成長期の呼び名です。
ブリは大きなものになると10kg越しにも成長しますが、ハマチは地域にもよりますが、40~60cmほどの状態を指します。
ハマチはジグに対する反応はかなり良好です。
特に小型~中型のものは比較的難易度も低く、ジグを食わせやすい傾向にあります。
夏場は小型がメインターゲットになることが多いので、初心者でも釣りやすいです。
3.アジ
アジもサイズによってジグを変えほうが良い魚です。
小型なら数グラム程度の超小型のマイクロジグがおすすめですが、35cm~40cm前後のアジなら30g前後のメタルジグで狙えます。
アジの回遊時期は地域によっても差がありますが、初夏の時期には大型のアジが産卵期に入るので釣りやすくなります。
4.サバ
サバは初心者の方にもおすすめの魚です。
水深が深い場所で釣りやすく、30cm台~40cm台のサバが好ターゲットになります。
5.コチ
海底エリアに棲みつくフラットフィッシュの一つです。
春の暖かさが高まった時期から夏にかけて、よく釣れる魚です。
小刻みにボトムをトントン叩くと釣れやすいですが、レンジを上げすぎれば当然ながら反応が悪くなります。
夏の伊勢湾ジギングでおすすめのジグ
ジグはなんでも良いわけではなく、1つあれば良いわけでもありません。
狙う魚がその季節にどんなエサを好んで食べているのかに合わせて、サイズやカラーを選ぶ必要があります。
また夏の時期、それぞれの魚の生態や行動に合わせ、ジグの重さなども検討することが大切です。
ちなみにカラーはその日の状態によっても変わるので、伊勢湾を知り尽くしている船長さんに事前にヒットカラーを確認しておくのもおすすめです。
では夏の伊勢湾で狙いやすい魚でも、代表的な魚を狙う際におすすすめのジグについて見ていきましょう。
1.真鯛
タングステン系メタルジグがおすすめです。
真鯛はさまざまなエサを食べる雑食魚ですが、小さなエビやカニ、小イカやカタクチイワシなど比較的小さなエサを好むため、小さめのメタルジグを選びましょう。
真鯛は比較的浅場を好みますが、船釣りの場合は水深が100mほどになることも少なくありません。
小さなメタルジグを底取りさせるには、一般的な鉛製ではなく、比重の大きいタングステン製のメタルジグがおすすめです。
真鯛が好むメタルジグのカラーはエリアによって異なりますが、伊勢湾ならグリーンゴールドが最適です。
2.ハマチ
ハマチには重さ20g~40g程度でピンク、シルバー、グロー系メタルジグを用意しましょう。
どのカラーが良いのかは、実は日によっても異なります。
そのため少なくとも、3種類程度は用意しておきたいところです。
シルバーのイワシ系ジグは年間を通じて使える鉄板カラーで、ナチュラルに誘いたいときに適しています。
暗がりで黄緑色に光るグロー系は、光量の少ない早朝や夕方などの時間帯や天気が悪いときに備えて用意しておきましょう。
伊勢湾は比較的キレイですが、濁りがある際には明るいピンクがベストです。
伊勢湾は潮の流れが穏やかなので、水深が20mまでの場所なら、重さ20g~40g程度が適してします。
3.アジ・サバ
アジ・サバには小さくて重めのジグを用意しましょう。
小さくて重いメタルジグは飛距離に優れているからです。
重さがあるので沈みも速く、深い場所も探りやすいのもメリットです。
アジやサバのような回遊魚には、飛距離が出せて、沈みも速いジグで広範囲にチェックすることが釣果を出すポイントになります。
カラーに迷ったら、イワシを想定したナチュラル系を選びましょう。
まとめ
今回は、今回は夏がジギングのおすすめシーズンである理由と、夏の伊勢湾で狙える魚種とおすすめのジグを紹介してきました。
今回の内容をまとめます。
- ・夏の伊勢湾のジギングでは真鯛、ハマチ、アジ、サバ、コチが狙い目
- ・ジグは魚の種類により使い分ける
- ・真鯛ならタングステン系メタルジグ
- ・ハマチなら重さ20g~40g程度のピンク、シルバー、グロー系メタルジグ
- ・アジやサバなら小さくて重めのジグ
夏はジギングのベストシーズンと言われています。
伊勢湾は多くの魚種が狙え、人気のジギングスポットとなっています。
狙いたい魚種によって、ジグを変えることで釣果が上がりやすくなりますので、今回ご紹介した内容を是非参考にしてもらえればと思います。
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